地空大戦

１０年前に終結した史上最悪の戦争。
地上側の地軍と浮遊大陸側の空軍が
資源を巡って衝突して泥沼化した。

最終的には双方が潰しあって疲弊
対地完全殲滅兵器が投下され、
地上の９割の都市が壊滅して決着した。

現在の地上は浮遊大陸が
分割支配しているが、
それはこの戦いの結果である。

空軍

　正しくは浮遊大陸連合軍。
　技術力に優れ人型兵器「戦器」を大量投入し、
　最終的には「対地完全殲滅兵器」を開発。
　大戦では始終優位に立っていた。

　戦争終了後、資源と権力を巡って４つの勢力に分裂。
　空でも地上でも未だに戦争を続けている。

地軍

　空軍に対抗した地上の軍隊の総称。
　資源量では空軍に勝っており、
　技術を盗むことで戦器の実戦投入も行っていた。

　戦争終了後は解体され、優秀な戦器は空軍に引き取られたり、
　フリーの傭兵として地上の街の守備にあたったりしている。
　しかし末期に乱造された多くの兵器は野良となり、危険物と化している。

戦器

　大戦中に空軍側が開発した人のサイズの人型兵器。
　コストは高いが機動・反射・行動速度に優れ、
　人間ではあり得ないスピードで作戦行動を行う。
　
　大戦末期には地上側でも開発され、
　現在ではどの勢力でも軍の主力となっている。

野良兵器

　コントロールを失った、
　あるいは最初から無差別攻撃をするよう設定された自律兵器。

　大戦終了後も街を離れれば地上のいたるところに存在し、
　人々の安全を脅かしている。
　地上製のものだけでなく空製のものも大量に存在する。

対地完全殲滅兵器

　ただの一発で地上の都市のほとんどを破壊した戦略兵器。
　最終的には地上の最後の意地とも言うべき選抜部隊と相討ちとなる。

　廃墟や壊れた兵器は地上を探せばいくらでもあるが、
　その半分はこの対地完全殲滅兵器が生み出したもの。

　地上側もそれに対抗すべく完全殲滅兵器を
　開発していたという説もあるが、詳細は不明である。