- 世界情勢 各地の勢力 -   

 
勢力は主に5つ。地空大戦時は一つの空軍だった勢力が現在では4つに分裂し、
資源を巡って勢力争いを続けている。
 物語のスタート地点になる地域。
 砂漠化が広がり、環境の荒廃はかなりひどいが
 何もないがゆえに比較的安全に旅ができる地域。

 治める空軍は現場の意思を大切にする
 ……と言えば聞こえがいいが、
 人間も戦器も上に行くほど怠けものという印象が強い。

 その思想は下位の部隊にも影響が出ており、
 他の地域よりも兵器を簡単に使い捨てるし、
 資源やエネルギーの浪費も激しい。
 地空大戦の被害が比較的ましだった地域。
 地上の代表も交えた議会が存在するが、
 実際の権力は空側がすべて握っている。

 軍隊の統制はとれており、士官の質が高い。
 しかし一方で最も好戦的でもあり、
 特に地上の勢力拡大を重視する。

 ここ2年ほどは常に他の地域を侵略し続けてきた。
 勢力範囲の大部分が雪と氷に覆われた寒冷な地域。
 その上空には元空軍の本拠地が存在していることもあり、
 勢力としては4地域中最も大きい。

 北側の空軍はあまり地上に干渉したがらないのと、
 人の住む地域が拡散していることから、
 中央から離れると治安が悪い。
 元は南と北の統制陣営が曖昧だった地域が、
 時流に乗った軍事企業が金と力に任せて支配・独立した。

 そういった経緯もあり、4つの勢力の中では唯一、
 地上に本拠地を構えている
 (他の3勢力は浮遊大陸上。地図には存在しない)

 政治や軍事は武力と情報をすべて握っている
 会長の独断で決められており、かなり横暴。

 だが面と向かってその会長に反対できる者は
 現在の東側には1人もいない。
 浮遊大陸と空軍による地上支配に反抗する第五の勢力。
 南を中心に地上全域に潜伏し、
 主に侵略部隊の妨害を行っている。

 正規軍と真正面から戦うほどの力はないとされているが、
 ごく少数ながら
 「交戦している両軍が一瞬で全滅する」
 ……という異常な幕引きが起こっており
 それがレジスタンスの仕業ではないか、との説もある。
 ちなみにドール博士とルギッタは
西側地域に住んではいたが、どの勢力にも所属していない。
この勢力に関する情報は一切不明。

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